自分に合ったフローリングで床面の仕上げ(DIY本工事)

皆さん、こんにちは。シックハウス攻略ブロガーの小宮です。

こちらは離れ1階の洋室です。これまで自分達だけで行うシックハウス対策DIYリフォームを行ってきました。

床にDIYでフローリング貼った写真

かつて、この部屋のシックハウスの原因は、床にありました。かつて床には、防カビコートのされた非常に古いフロアカーペットが接着剤によって、床材のべニヤの上にぴったり貼り付けてありました。

そこから非常に嫌な臭気、そして刺激性のある化学物質が放出されている状態でしたので、そのフロアカーペットを全て剥がし、ベニヤを露出させました。

しかし、そのベニヤには接着剤がべったりと残っており、それを取り除くことは不可能でした。す

そこで、私達が行ったことは、床に銀紙を敷き詰めて床から放出される化学物質をぴったりとアルミホイルの効果で封止する作業を行いました。

実際に、バーベキュー用の少し厚みのあるアルミホイルを丁寧に床全面に貼っていく作業を行いました。アルミを貼り付けるのに強い接着剤を使ってしまうと、それがまた化学物質放出の原因になります。

私達は通常の澱粉糊や文具であるスティック糊を使ってキレイに床全面にアルミホイルを貼っていく作業を完了しました。

その結果、床から放出される化学物質を完全に封じ込めることに成功しました。ただアルミホイルが露出した状態では生活ができませんので、もう一工夫必要になります。

そして、今回は床に木製のフローリングを自分達で貼る、敷き詰めるという作業を行います。

一般の方の多くは、フローリングに関しては、既に床に敷き詰められた状態しか見たことが無いと思います。

実際、私も今回初めてこのフローリングパーツを手に取りました。長さは182cm 幅は本来であれば9cm、15cmと非常に長細い素材になっております。

しかし、そういった長細いフローリングを敷き詰めていくのは、私達素人には非常に難しい作業になります。そのため、今回は厳選致しまして、既に3枚の長板が裏の合板によって貼り付けられた、少し幅のあるフローリング材を選びました。長さが182cm、幅が30cmあります。

フローリング材は、ハメ板構造になっておりまして、凸面と凹面を互いに重ね合わせていくことで、そり返しやズレ、軋みを防ぐ構造になっています。

ただし、木材は室温や湿気の影響により膨張収縮しますので、一般的な工務店は、これらのパーツを接着剤でしっかりと固定させます。

ただ、私達のような化学物質過敏症、そしてシックハウスを攻略したい方にとっては、フローリング材をくっつける接着剤にもアレルギー反応を起こしてしまう場合があります。

その為、今回は接着剤を使わず、何とかこれを組み合わせることで、床に敷き詰めていきたいと思います。今回使用するフローリングは、あえて重量がある製品を選びました。重い素材のフローリングを床にぴったりと敷き詰めることで、接着を使わずに貼ることができるのではないかと考えています。

このフローリングは、ホームセンターで私達素人でも購入できる製品です。表面には桜の人工木が貼ってあり、裏は合板になっております。ホームセンターに行きますと、こういったタイプのフローリングが複数ありますので、実際に自分で臭いを嗅いでみて、化学物質が大丈夫かどうか?そして自分にとって合った素材を選ぶことが重要です。

今回はこの桜の木が貼ってある木材フローリング、こちらを購入して実際に床に敷き詰めていくという作業を行いたいと思います。

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