
本日は、室内の空気科学物質測定のために、空気のサンプリング採取を行ってみたいと思います。どのくらい、有害化学物質に室内の空気が汚染されているか、数値による客観的なデータを得ることが出来ます。シックハウスの状態を、周囲に理解してもらうためにも、サンプリング採取に基づいた第三者機関による科学分析は、非常に有効です。
さて、これがサンプル採取用検査キットです。黒色のパッケージがホルムアルデヒド、赤色のパッケージがVOC化学物質総量検査キットです。

パッケージを開けると、中にサンプラーが入っていますので、これを最初の写真のように紐で吊るしていきます。ちなみに今ホルムアルデヒド簡易検査装置では0.16PPMと数値が出ております。かなり、ホルムアルデヒドが高い状態であることが推測されます。
このままサンプラーを12時間から24時間程度置いておきます。(あらかじめ十分に換気を行ったあと、窓を閉めっきた状態でサンプラーを設置し放置します。)
では次に3階の寝室で化学物質の空気サンプル採取を行いたいと思います。紐で括り付けるのに大分苦戦しましたがこのまま12時間から24時間こちらに置いておきます。
空気質の科学分析は自分で出来ます。
空気質の科学分析は、専用キッドを郵送で送ってもらい、自分で行うことができます。検査機関に出張してもらうと、かなりの費用がかかります。自分で行えば、それほど費用は掛かりません。検査キッドは採取前も採取後も冷蔵庫で保管し、クルール宅急便で研究所に送ります。
