10月7日シックハウスの科学検査測定で高濃度ホルムアルデヒド検出

皆さんこんにちは。シックハウス攻略ブロガーの小宮です。本日で物件の引き渡しから15日が経過しました。

昨日は、この室内の「空気サンプリング採取・科学検査」の結果が到着しました。以下は、この家の空気のホルムアルデヒド、他の揮発性科学物質の濃度を調べた検査結果データです。

シックハウスの測定科学検査結果

結果からご報告致しますと、私が今いる母屋2階のリビングのホルムアルデヒド濃度は0.29ppm(検査時)でした。国が定める基準が0.08ppm以下ですので、約3.6倍ものホルムアルデヒドが、この部屋には充満しているという結果が出ております。また、3階の寝室に至っては、ホルムアルヒド濃度が0.36ppm(検査時)。同じく、国が定める基準が0.08ppm以下なので、4.5倍にも及ぶホルムアルデヒドが、その部屋には充満していることになります。

この家のホルムアルデヒド濃度が高いことは、ある程度予想はしておりました。この科学的な空気の検査データを見て、まさかここまで、ホルムアルデヒド濃度が高いとは思いもよりませんでした。

もし、私達がこのまま、この家に住み続けていたら、やがて様々な健康被害に襲われてしまうでしょう。また、ホルムアルデヒドは強い発癌性物質とも言われています。将来的に癌のリスクが高まってしまうかも知れません。思いますに、この家のようにホルムアルデヒドが高い濃度のまま残留している、売り物件(中古住宅)がたくさんあるのかも知れません。

もし、それを知らずに、長期間そこに住んでしまったら。住んでいる人は気づかないうちにシックハウス(ホルムアルデヒドやアセドアルデヒド等の科学物質)に晒されて、様々な健康被害を生じてしまう可能性が十分にあります。

その為に今回行った「空気のサンプリング採取・科学検査」のような客観的なデータを得て、家のシックハウスの状態を知ることはとても有意義なことであり、皆さんの命を守る大切な手段になると思います。

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