皆さんこんにちは。シックハウス攻略ブロガーの小宮です。本日で物件の引き渡しから12日が経過致しました。
私の体調はとても酷く、特に目が一日中、カラカラ乾いた症状が続いています。シックハウスの原因となるホルムアルデヒドやアセトアルデヒド、ベンゼンやドレーンなでの揮発性化学物質は、身体の中の水分を含んだ組織(皮膚や粘膜)に吸着し、刺激を加えます。
特に目の表面は涙で覆われていますので、シックハウスの原因となる化学物質のターゲットとなります。粘膜に付着した化学物質は、組織上で強い炎症やアレルギー反応を引き起こす場合があります。
私の場合は、目が乾くドライアイという症状を強く呈しています。目の強い乾燥感に伴って、目の奥がズキズキしたり、首肩が異常に凝ってくる症状が続いています。
今日は、室内の空気と健康の関連性についてお話して行きたいと思います。
私自身は鍼灸師として、日々患者さんを治療していますので、病気の怖さ、そして健康面の大切さを痛感しております。
私たちの命は、口から吸った空気と口から摂取した食べ物で維持されています。それでは、空気について少し考えてみたいと思います。空気には酸素、窒素、水素、二酸化炭素などが含まれており、こういった部屋の中で生活していて、食事を作る際に火を使ったり暖房を使うと、一酸化炭素というものが混ざってきます。また、掃除をさぼっていますと、ダニや埃、ちり等のハウスダストが空気に混入していきます。そして近年新型コロナウイルスで注目が高まっていますが、細菌やウイルスも空気中に浮遊して様々な病気を引き起こします。
皆様は人間が一日のうちで、どれぐらい空気を吸っているかご存じでしょうか。成人の男性ですと、実に一日1万5千リットル(3リットルのペットボトル5千本分)もの空気を吸っています。
一方で、部屋の中の空気には、建物を作った際の建材から揮発する科学物質、壁紙を貼った際に使った接着剤など、健康被害を引き起こす有害な空気も混ざっている可能性があるのです。
私達は人生の中で、その大半を家の中で過ごします。特に小さな子供や赤ちゃんは、一日中家の中にいることが少なくありません。常に私達は家の中の空気を吸って呼吸をしています。ですから、もしその家の中の空気が何らかの化学物質に汚染されていた場合、私達の健康に対する被害は計り知れないものがあるかも知れません。
引き続き、私達はこの家のシックハウスを攻略していく中でシックハウスの恐ろしさ、そして家の中の空気の質の大切さを皆様に伝えて行きたいと考えています。
家の中の空気の質、「Quality of air is herbs」という言葉があります。略してQOA 空気の質はとても私達の健康にとって大切なものとなります。ぜひ皆さん、以後お知り置き下さい。