9月29日(この家のシックハウスの原因)

皆さん、こんにちは。シックハウス攻略ブロガーの小宮です。

本日で、物件の引き渡しから8日が経過しました。

今日は、この家がなぜこれほどまでに、シックハウスが強いのか、その原因に迫ってみたいと思います。

前にもお話をしましたが、国がシックハウスを防止する目的で建築基準法を改定し、ホルムアルデヒドの使用制限をかけ、住居には24時間機械換気システムの設置を義務付けたのが、2003年7月のことです。実は、この家、1996年に建てられた中古物件です。25年の歳月が経っておりますが、今なお、強いシックハウスを発しているのは、恐らくこの壁が原因だと考えています。

シックハウスの原因を探る為に、試しに、部屋の壁紙を剥がしてみました。こちら、臭いを嗅いでみると強い刺激臭がいたします。

また、この壁の内側には未だ、べたべたした接着剤が付着しております。触ると手の表面がピリピリして皮膚が赤くなってきます。

壁紙の内側には石膏ボードがありますが、25年という長い歳月を経て、壁紙だけでなく、この石膏ボード自体にも化学物質が浸み込んでしまっていると考えられます。

そのため、これらのシックハウスを改善する為には、壁紙を交換するだけではなくて、この化学物資が強く浸み込んでしまった石膏ボードを丸々交換する必要があるかも知れません。

もしくは、この内側の壁が空気に触れないよう何かで密閉し、化学物質を封止する手段が考えられるかも

もう少しこの家のシックハウスの原因を追究しつつ、改善策を考えていきたいと思っています。

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