住居のシックハウス科学分析を自分で行う方法、空気サンプル採取のやり方

自分で室内の空気を、サンプリング採取する方法により、低価格でシックハウスの測定(室内空気汚染物質測定)を行うことが出来ます。室内がシックハウスの状態かどうか?第三者機関による科学分析は有効です。尚、専門業者に訪問での調査依頼を行うと費用が高額となります。

セルフキッドの申し込み

所定の機関に、調査キッドを申し込むと、パッシブサンプラーが入った小包が郵便で届きます。私の場合は代金着払いで受け取りました。キッドは、使用直前まで冷蔵庫で保管します。今回、私が依頼したのは一般財団法人三重県環境保全事業団です。アルデヒド類+VOCセット分析で16,000円(税込)でした。

測定当日の流れ

まずはじめに、測定室内の窓や家具の扉などを全開にして30分換気を行います。その後、測地室内の窓を締め切り5時間以上密閉状態にします。

空気採取サンプラーを設置します。壁から 1m以上離し、 床上1.2~1.5mの高さに設置します。私はカメラの三脚を使い、紐でサンプラーを吊るしました。

採取時間は 8~24 時間を目途に行い、可能な限り14:00~15:00(化学物質の機揮発が最も増える時間帯) を含むようにします。空気採取中は、基本的に室内への入室しないようにします。

空気を採取したサンプラーはパッケージに入れて機関に郵送するまで冷蔵庫に保管します。そして、クール宅急便で検査キッドを機関に郵送します。あとは、結果が送られてくるのを待ちます。

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