自然塗料を塗った壁紙、やっぱり全部剥がしますがなにか。残念

離れ1階の部屋。床からの有害な揮発性化学物質を封じ込めて、空気清浄レベルは比較的良好でした。そのため、壁や天井は、既存の壁紙を剥がさずに、ホルムアルデヒドの放出を封止するための自然塗料系プライマーと空気清浄効果を有した同じく自然塗料ペイントを2度塗り。

これらを丹念に塗り込み、見た目はピカピカの壁天井が完成と思いきや、微量な制激性の臭気が・・・。この家のシックハウスを少し侮っていました。

自然塗料は、重度の化学物質過敏症の私でも、スイスイ塗ることができましたので、相当優秀で無害な塗料であことに間違いありません。そして何よりお値段も最高級。

が、しかし、ガス状となって揮発するホルムアルデヒドを完全に封じ込めることは出来ませんでした。シックハウス対策の専門家も、塗料では完全に化学物質の揮発を封じ込めるのは困難と言っておりますので、素直にその助言を聞いていればと、かなりの後悔です。

空気をキレイにしてくれる自然系塗料は、その使い所が重要です。この部屋、汚染された壁紙をはがして、さらに汚染された石膏ボードを新品に取り替え、最終的に自然塗料を塗って仕上げる方法を取っていたら、最高に空気ぐキレイな部屋になったことでしょう。あー残念。

ただ、気を取り直し、新規一点。頑張って自然塗料を塗った壁紙ですが、全部剥がして、ゼロからシックハウス対策をやり直すことにしました。

壁紙を剥がすと、案の定、剝き出しになった石膏ボードから、刺激性のある『あの鼻を突くような嫌な臭い』が立ち込めてきました。

強力なシックハウスを封じ込めるには、やはり「あの最終兵器」を使うしかありません。その名はか「紙deサンド(アルミ箔入り壁紙)」です。これは、壁紙の中にアルミホイルが入っている化学物質封止専用の壁紙です。つづく

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